二つの借地権とは

いろいろな権利にはその権利が求められている意味がありますが、この借地権に関しても求められている意味があります。これらのことについて考える前に、そもそも借地権にはどのような種類があるのか、という点について取り上げます。基本的に借地権には2種類の主な権利があり、それは通常の『借地権』と、『定期借地権』という権利です。それら二つにはどのような違いがあるのでしょうか。

主な違いとしては、「契約更新ができるか、できないか」という点です。土地を長期間にわたって借りる必要がある際は、そもそも契約以上の年数が必要となりますから、契約の更新が必要です。これが、通常の借地権で可能な事です。

これに対して、『定期借地権』は、更新が認められていない権利であり、その分もともとの契約年数が50年と長くなっています。通常の借地権には、契約満了したあとに、建造物を土地所有者に買い取って貰うことができる、『建物買取請求権』が認められています。しかし、『定期借地権』では、これが認められていません。主に二つの借地権には、このような違いがあります。そのほかに地上権という権利もありますが、この点に関しては、少し本題から逸れますのでここでは触れません。